今日は県内調査に出かけました。子ども・子育て特別委員会なので、午前中は江南市役所、江南市子育て支援センター、午後はあいち小児保健医療総合センターに伺いました。この江南市子育て支援センターは、布袋駅東の複合施設に昨年の4月にオープンし、0歳から3歳までの未就園児とその親を対象に、親子で一緒に遊び交流する場を提供しています。運営状況と施設調査を行いました。
子育て支援センターの主な事業として『①子育て不安などの相談・支援(育児相談、お母さん教室、親子の触れ合い遊び講座・子育て講演会、他)、②子育てサークル等の育成・支援、③情報誌の発行、他』を行っています。現場に伺うと、当センターでは多くの親子連れが参加しており、我々が伺った時は丁度手遊びの時間で、保育士の方と音楽に合わせて楽しそうに手を合わせていました。
午後は大府市にある「あいち小児保健医療総合センター」を訪れました。ここは医療部門と保健部門を併せ持つ県内唯一の小児専門機関です。これまで健康や発達に関する様々な問題を抱える子どもたちに対し、一貫した包括的ケアを行ってきました。特に県内唯一の小児救命救急センターとして重症患者への対応、小児心臓病センターでの心疾患への対応など高度で先進的な医療を提供しています。
愛知県は救急ヘリを2台に増やしました。このセンターの屋上にはへリポートが設置されています。丁度、この日も一宮市から救急要請があり、手術を必要とするお子さんが搬送され、手術が行われたそうです。病院内では小さな体が多くの医療器具に繋がれ、必死で生きようとしている姿も見ました。先生方の熱い思いで、子どもたちが救われていることに心より感謝です。
ここで働く医師も看護師も24時間体制で、今の働き方改革が通用しない非常に厳しい現場です。年間を通じての患者数や入院数を書類上で見るだけでは、足りないことが多くあることに気付かされました。この厳しい現場を見て、我々に出来ることは何だろうと改めて思いました。本日の調査をこれからの委員会活動を通じて、子どもたちへの支援・取組に役立ててまいります。